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単行本東京アンダーナイト―“夜の昭和史”ニューラテンクォーター・ストーリー
廣済堂出版 

[ ⇒ Amazon.co.jp ]
価格:¥1,680
ポイント:16pt
出版日:2007-02
セールスランク:28315
単行本

通常24時間以内に発送
著者:山本 信太郎
出版:廣済堂出版
(ASIN:4331512061, ISBN:4331512061, EAN/JAN:9784331512067)
カスタマーレビュー:評価平均:4.5(全レビュー数:6)
 評価:3二番煎じという感は否めないが。。 (2007-04-21)
以前「赤坂ナイトクラブの光と影―「ニューラテンクォーター」物語」という本を読んだ。著者は諸岡寛司さんという「ニューラテンクォーター」の支配人だった方だ。で、この本は支配人よりランクが上の、経営者だった方が書いた本だ。
この本には、先行して出版された「支配人」の著書についての記述はないが、おそらく相当の刺激はあっただろう。「先を越された」という想いがあったのかなかったのか。。

そのあたりはすべて、推測するしかないが、個人的には二番煎じの感は否めない。でも、ニューラテンクォーターに関する本が、これ以前に出ていることを知っている人もあまりいないのかもしれない。

内容は、面白かったけれど、基本的には「このテの本」のスタイルの踏襲。でも、「力道山事件の目撃者は実はいた」(それが著者なわけだが)的なキャッチは新鮮だったな。世の中のほとんどの人は興味ないかもしれないけど、自分のように戦後史に興味がある人間は「え、そうだったんだ!」と、モロキャッチに引っかかってしまったクチだ。
伝説の店の逸話よりも、力道山事件の真実を史実として本に残しておきたかった、というのが著者の正直な思いなのかもしれない。

読みやすかったし、なぜ読みやすかったかを考えると、交遊録(これはこのテの本のお約束)に関して自慢げじゃないところが、さらっと読み進められた要因かもしれない。
それに、この本の中で著者が明記しているが、この本は基本的に暴露本ではない。そのようなことを書くつもりはなかった、的なことを書いているので、暴露本を期待する人には肩透かしでしょう。

ニューラテンクォーターに関する本2冊について、たとえば当時の事件について支配人と経営者との間に見解に相違があったりしたら面白いな。。ヒマがあったら読み比べてみよう。
 評価:4人物談が秀逸。 (2007-04-09)
昭和を代表する名店、ニューラテンクォーターの経営者であった著者が時代の目撃者として同時代を駆け抜けた多くの人物を描写する。
戦後遠くない時期に煌びやかなステージショーを彩るミュージシャンたち。顧客として触れ合った数多くの大スター、皇族、スポーツ選手、やくざまで。その面々の豪華さに驚くと同時にその裏の表情や人間くさいエピソードを披露している。
同店の経営者である著者は決して順風満帆な人生ではない。オイルショックにより莫大な負債を背負い2年間九州の山中に逃亡していた経緯も記される。そんな著者と最も親しかった人物の一人が勝新太郎。やっぱり本当に普通じゃない(笑)。イランの砂漠のど真ん中にナイトクラブをつくろうと奔走するくだりは最高。魅力ある人物談を楽しめる本書。一気に読めると思います。
 評価:5関連人物相関図が面白い (2007-02-26)
住吉会 国粋会(当時) 東声会のまんなかに この著者のクラブがあり また児玉軍団があった。そして そのクラブの中では 柳川 山口 芸能界 興業界 日韓の政治の世界 実業界の人々が交差し その流れがいまでも 継続している

実に面白い。
 評価:5これはまさに昭和の裏面史だ! (2007-02-18)
「40年の沈黙を破り、初めて明かされる力道山刺殺事件の真相!!」という帯につられて買い求めたのだが、読み始めると、最初の力道山事件の話からすぐにぐいぐいと引き込まれ、夜を徹して読み切ってしまった。ニューラテンクォーターという著者の生きてきた世界がそのまま昭和という時代の日本の縮図であり、学校では教えてくれない歴史なのである。力道山事件の犯人村田勝志をはじめ、文中に挿入された他の3人のゲストとの対談も実に面白く、かつ貴重なものだ。このところ映画や小説の中で「昭和」という時代の「光」の部分が懐かしく描かれることが多いが、本書のようにその「陰」の部分の真実を誇張することなく語ってくれた作品は今までお目にかかったことがない。文句なく面白い。巻末の「昭和という良き時代に存在した、東京赤坂のクラブ・ニューラテンクォーター。この大人の社交場を舞台にした、本当にあった夢のような物語を記しておくことは私に与えられた使命であった」という著者の言葉にもリアリティーが感じられ、素直に共感できる。
 評価:5傑作ノンフィクションに拍手! (2007-02-16)
力道山を刺した男、村田勝志(現在でも住吉会の幹部)とその現場となったナイトクラブ・ニューラテンクォーターの元社長であり事件の目撃者でもある著者が43年ぶりに再会するというスリリングな始まりから読ませますが、その後も読みどころ満載。
ニューラテンクォーターの前身が、戦後のどさくさに暗躍した児玉機関によって創られたこと、ビートルズ来日前に、ナットキングコールとかサミーデービスJrといったスーパースターをキョードー東京と組んでクラブのショーに次々に招聘した裏話、さらにはホテルニュージャパン横井英樹との売却をめぐる争いと続き、きわめつきは、兄弟分だった勝新太郎が革命前夜のイランに懸けた夢。
著者である山本さんの一代記でもあるのだが、全編を通じて昭和という時代のうねりが見事に伝わってきて、単なる裏モノとか、事件モノ、個人史といった次元を超えた傑作ノンフィクション。凄い本です!

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