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単行本新卒無業。―なぜ、彼らは就職しないのか
東洋経済新報社 

[ ⇒ Amazon.co.jp ]
価格:¥1,470
ポイント:14pt
出版日:2002-04-25
セールスランク:146538
単行本

通常5〜7日以内に発送
著者:大久保 幸夫
出版:東洋経済新報社
(ASIN:4492260641, ISBN:4492260641, EAN/JAN:9784492260647)
カスタマーレビュー:評価平均:4.5(全レビュー数:14)
 評価:5面白いですがちょっと古い (2006-05-07)
面白いですが、ちょっとね、今読むと古いと思います情報が。
2002年なのですが、そのときに読めばかなり面白いと感じられたでしょう。

タイトルを見てわかりますが、若年者の働くことに対する意識が多様化しているのですね。
まあ、これまでのモデル(55年体制とかね)が通用しなくなるのは当たり前の話です。
この本が書かれた2002年当時って知識社会が到来がどうのこうのとか結構熱かったですよね、議論として。
僕の周りだけかな?
なんか、久しぶりにこれからの日本社会で生き残るためにもっと自己を磨こうと思いました。
同じ20代としてこの本に出てくる人たちには刺激づけられました。
新卒無業というテーマだけではなく、働くことに対する全般の話がとても面白かったです。
良書であるといえるでしょう。
 評価:2世間の縛りが消えた世界で (2006-04-08)
昔は世間の視線があって、「働いてない状態」というのが相対的に恥ずかしかったわけですね。しかし、世間神話の崩壊とともに、対他的な見栄の度合いをコントロールする必要がなくったんだと思うんですね。ひょっとしたら、相対的に社会が裕福になってきて働いてない状態でも家にとりあえずの資源があればOKなんじゃないかと思えてくる。つまり我々の多くは世間の視線によって労働を即されていたとも解釈できます。そうすると相対的に満ち足りた資源がある状態で、「働いてない状態」、「働いてる状態」というのがどちらが正しいのか価値判断を下すという段階から始めなくてはなりません。「働いてない状態」、つまりニートなるものが本当に悪いことなのかわからなくなってくる。世間やマスではこう言ってるが、果たして本当にそうか?という視線も相対的なリテラシーの増加とともにでてくる。つまりこれは若者たちの民度の相対的な上昇と、世間やマスが絶対的ではないという、信頼の低下。
まぁ資源が無い場合は価値判断をする必然もなく、やはり働かざるをえなくて働かなくてはいけないんです。その場合労働を拒否すれば、自殺という選択肢もありうるが、マスは自殺はイケナイヨ的な左翼的な発言ばかりする。自殺も選択肢の一つとして許容できる社会になれば、もっと楽に生きれる人がたくさんいるのに。
しかし、この手合いの本で就職しなくていいじゃん、ニートでもいいじゃん、的な開き直ったような本があまりでてこないのはなぜでしょうか?それは90年代が終わったからなんでしょうか?
 評価:4バランスのとれた良書 (2005-05-09)
『フリーター亡国論』と比較するとこの本の性格がよくわかる。 
 同じような主張をするにしても、『フリーター亡国論』では、フリーターに「敗者復活」の道を残すように、と書く。フリーターが敗者であるのは多分その著者には自明なのだろう。
 一方『新卒無業』では、同様のことを書くのに「お試し機能をつくろう」というような表現で、新卒一括採用に代わるようなシステムを提案し、また「正社員という呼び名を廃止しよう」と主張することでオランダ型のワークシェアリングの理想を示している。
 もっとも大きく違うのは、パートタイムで働くという生き方にも理想像を提示していることだ。フリーターという生き方も、社会のシステム作り次第では、そのように働く人たち本人にとってだけでなく、社会全体にとって魅力的なものになりうる、という可能性を示している。
 評価:5リクルートワークス研究所の力作。この分野での必読書。 (2004-11-21)
編者と同世代だからか、時代感覚が近く、また視点も整理されていて非常に分かり易い。タイトルになっている新卒無業については、以前からメディアを通じて、引きこもり、パラサイト、フリーター、最近ではニートといったことばで伝えられてきて、何となくそういった存在がいるらしいと薄々感じていたが、これからの日本にとって本当に大変なことが起きて来ている。本書では新卒無業が生じるに至るまでの分析が充分になされ、その上で意欲的な提言が打ち出されている。
若年者向けのジョブカフェ設置という国の新しい動きもあるが、2002年に出版された本書は、内容的に現在でも通用する。できれば、編者には定点観測をしてもらい、その後について是非、出版して頂きたい。
 評価:4示唆に富む内容です (2004-10-30)
若者がなぜに就職をしないのかについて考えた本。
親の世代は「就職はして当たり前」と考え、子供の世代は
「就職はそんなに急がなくてもいいはず」という考え方にある。

このズレはどこから来ているのか?
その問題を就職という制度、心理的な観点から、社会構造の観点
などの多様な観点から考えた本。
また、様々な実例やインタビューなどを引用している。
最後の提言の所では「今後はどのようにすべきなのか」
について筆者なりの観点を示している。

読むことで若者が就職しない現状がわかると共に
「就職をしないことは本当悪いのか?」について
を考える良いきっかけになると思います。


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