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単行本最新版 スポック博士の育児書
Benjamin Spock(原著), Michael B. Rothenberg(原著), 暮らしの手帖翻訳グループ(翻訳) 

[ ⇒ Amazon.co.jp ]
価格:¥3,500
ポイント:35pt
出版日:1997-11
セールスランク:175345
単行本

通常24時間以内に発送
著者:ベンジャミン スポック, マイケル・B. ローゼンバーグ, 高津 忠夫, 奥山 和男
出版:暮しの手帖社
(ASIN:4766000609, ISBN:4766000609, EAN/JAN:9784766000603)
カスタマーレビュー:評価平均:3.0(全レビュー数:5)
 評価:5「泣くたびに与えること」は正しいこと? (2008-07-25)
この本は、基本的に一般的な育児書です。病気になった時の対策・母乳の与え方等、とにかく総合的な育児書です。ただ、その後の時代の変化で、「寝かす時は一人にしたほうが良い」といった所が「時代に合わない」「厳しすぎる」と、批判の対象にもなりましたが、そんな部分は本書の本の一部分であり、ほとんどの項目が今読んでも「普通」な感じです。当時としては初めて科学的に書かれた育児書として世界的にベストセラーとなりました。

その「寝かす時は一人にしたほうが良い」といった「厳しい」部分は出版当時としてはごくごく常識的な対処法でした。スポック博士の書かれた数年後からだんだん「子供中心の育児法」が叫ばれ、「お乳は欲しがる時欲しがるだけあげればよい」・「だっこもおんぶも添い寝も子供が望むだけしてあげればよい。抱きぐせは気にしなくてよい」・「子供にはできるだけ手をかけてあげると良い」という時代に世界的に突入していきます。

しかし、その後、学校でキレる子供が問題になり、学級崩壊・登校拒否等が大量発生します。
(しかも全世界でこの問題は一斉に発生したのです)
日本でも長年子供がキレたり、登校拒否になる原因は、「学校の画一的な管理」や「受験勉強の弊害」のせいにされてきました。
が、実はそういう子供は、小さい時から自己抑制力が弱く、困難な状況で耐えられず異常な反抗につながる事が分かってきました。
最終的にキレる原因が0歳から3歳までの間にしっかりとしたしつけを受けない事が原因だとわかってきたのです。

他の育児書を読んでると、「子供にどんどん手をかけるとより良い結果になる」と思ってしまいます。
70年代以降の親達も皆考え、泣いたら抱いてお乳を与えてきましたが、その子供達の多くがキレる子供になり登校拒否になりました。

どんなに素晴らしい資質があっても困難に耐えることができなければ、意味はありません。
「子供が泣いてもお乳を与えないなんて残酷だ」と思われる方もいますでしょう。

また、「スキンシップがより多かった子供の方が、精神の安定性が高い」という昔の欧米での研究結果を示されて反論される方もいらっしゃると思います。しかし、欧米では生まれてすぐより、ベビーベッドに入れられて個室に置かれるのが今でもスタンダードなので、スキンシップが著しく足りない赤ちゃんがでるでしょう。が、日本では、構いすぎや、甘やかしすぎを心配した方が早いと思います。
(ちなみに、このスキンシップが多いと精神が安定するという研究結果もだいぶ一人歩きしてると思います。精神の安定度はどうやって調べたのでしょうか。スキンシップが多い家庭は単純に子供に手間ひまかけられるお金持ちが多かったためで、精神の安定度が高いのはスキンシップのせいではなくて経済状況の差ではないのでしょうかね。)

近年、このような昔ながらの「厳しい」育児は再び評価されてきている事だけはお伝えしておきます。
(他の感想を読むと一様にこの「厳しい育児」を批判してますが、そんな一方的に非難されるような悪い内容ではないと、私は思います)
 評価:1う〜ん… (2007-08-01)
あくまで個人的な読後の意見とすれば、未だにこの本が発行され続けていることに一抹の不安を覚えました。

元々いいこともけっこう書いてあるし、改訂が進んだことで日本の識者などによりあちこち一筆いれてあったりして、一見やわらかく濁してありますが、その本質は依然として昔のアメリカ個人主義に基づいた古い誤った思想だと感じます。何せ当のアメリカでも既に多くの学者から否定し、とっくに本流から外れてしまった論理ですから。

「個人の自立を促すため、泣いても抱っこせず泣かせなさい」「母乳と抱っこに頼りすぎると大人になってから自立が難しくなる」などと広報されるなど、発刊当時から有名なエピソードに事欠かない学者さんです。『抱き癖』などの迷信を日本人に植えつけたのもこの人です。今では「子を抱かないのは愛情不足。情緒不安定の原因」と広く知られていますが。

一応フォローしておくと、手間のかかる育児から開放されて社会進出を果たしたかったり、『外国の学者さんの先進的な理論』という目新しい言葉にどうしても飢えていたり、堂々と育児で楽をしたいと思っていた当時の女性たちから爆発的に支持され、世界中で大大大ヒットを飛ばした書籍です。なんと先走った関係者により、ろくな調査もされないまま母子手帳に取り上げられたりした時期もありました。

スポック博士について、もしかいつまんで知りたければ、ご自分で試しに「スポック博士」というキーワードでネット検索してみるのもいいかと思います。

まぁ私としては少なくとも、「これ以外の育児書はいらない」といったご意見には賛同できかねますね。
 評価:1その後は? (2007-02-26)
この本の初版をみたが、ひどかった。赤ちゃんは抱き癖がつくから抱くな、独立心を養うためによるは個室で寝かせろ・・・などなど。高度経済成長時代、この本がブームになったことからこれをそのまま実践していた母親も多かったろう。人間の赤ちゃんはパンダの赤ちゃん以下か!?という感想をこの本を読んで思った。
さて最新版ということでどう改められたか。
 評価:4育児書のバイブル (2006-09-18)
妊娠後のお母さんへの精神的アドバイスから、
赤ちゃんが、子供へと成長しそして思春期を迎えた頃までの期間を
本書ではフォローしてくれています。
その間に子供に発生する問題・病気・そして親の不安に対して、
一問一答形式でスポック博士が答えてくれるという形式です。
筆者が外国人のため、日本の環境には合わないアドバイスがあったり
しますが、そこは日本人の監修者が一言付け加えてくれているので安心です。
 評価:4やっぱり育児の聖書です。 (2003-01-12)
とにかく分厚い本なので最初はどんなに難しい本だろうと思ってましたが、900近い項目に分けたQ&A方式で書かれていて1項目それぞれは短い文章なので必要なところだけ抜き出して読むことが出来ます。全部とおして読む必要はありません。かゆいところに手が届くような項目もあってこれ一冊有れば他の育児雑誌は買う必要無いです。

唯一難点を言うと少し考え方がアメリカナイズし過ぎてるかなというきらいもありますが、そこは監修の日本の教授がある程度フォローしてくれているので充分日本でも通用します。


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